冬の降雪量
2017.05.23

黄色い車のイラスト秋田県の雪といえば、横手の雪と言われるほど、横手は雪の多い豪雪地帯の代名詞となっています。その雪を逆手にとって450年もの歴史を誇る旧正月のお祭りが、豊富な雪でかまくらを造るかまくら祭りです。もともとは、旧正月の行事でしたが、現在は2月15日に行われています。子ども達の「入ってたんせ」の声に誘われて、中に入り、奉られている水神さんにお賽銭をあげて、甘酒とお餅をごちそうになり、楽しく語り合うお祭りです。市内に100基ものかまくらができるそうで、当然それだけ造れるだけの雪があるということですが,横手は、本当にそんな大量の雪が降るのでしょうか。
2016年の気象庁の記録によるひと冬あたりの降雪量をみると、横手は一番ではありませんが、最も降った湯の岱の960㎝、二番目の阿二合の906㎝につぐ814㎝の降雪で、三番目となっています。降雪量の観測地点の中では三番目ですが、それでも8mを越える降雪があるというのですから驚きです。8mといえば、およそ普通の家屋の二階建ての高さに匹敵する、降雪量ということになりますから、横手をはじめ、やはり、秋田県の降雪量は、半端なものではありません。
全国レベル(2016年データ)で比べてみると、北海道や青森に次いで、秋田は3番目の降雪量で、ひと冬あたり平均532㎝の降雪量を、記録しています。これは、県内10カ所の観測地点の降雪量を、平均して算出したものですが、この観測地の全てが350㎝を越えており、全県にわたって雪が降ることが証明されました。やはり、豪雪地帯と呼ばれるには、わけがあるようです。県内でこの年、最高に降ったのは、湯の岱で680㎝も降っています。しかし、一番少なかった五城目町でも369㎝は、降っており、冬期期間に換算すると一日平均40㎝の雪が降ったことになります。
ロシアやヨーロッパを除く、北半球にあるアメリカ、カナダを中心に、人口が10万人を越える都市を対象にした降雪量の調査結果でも、秋田は、271㎝で8位にランクされています。ちなみに青森、札幌、富山が、1位から3位までを独占しています。
また、年間に雪の降る日数を調査した結果でも、第一位、北海道の121日、第二位、青森の110日に次いで、第三位の秋田が105日で続いています。一年の三分の一は、雪が降っているということです。いかに雪が多いか、納得のいくデータばかりです。
さらに、お日様が顔を出しているいわゆる晴れている時間の年間日照時間は、なんと全国最下位の47位。時間にして、わずかに1647時間。日にちに直しておよそ70日弱。快晴日もわずかに16日の37位ですが、秋田美人が生まれる要因は、ここにあるのではないでしょうか。数字の上からもやはり秋田は、雪国でした。

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